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【おすすめ発毛剤】女性向け、医薬品ミノキシジル配合発毛剤、1%と5%の違いも解説

著者
ノナカ サオリ(エステティシャン)

「ミノキシジル」をご存知ですか?
ミノキシジルとは、薄毛治療で使われる治療薬の成分の一つで、臨床データでは9割以上に改善が見られる、日本で唯一、発毛の効果が認められている発毛成分です。
以下は、ミノキシジルが5%配合された発毛剤を6ヶ月使用した臨床結果のデータです。

実感できるような効果を期待される方にはミノキシジル配合の発毛剤は外せないアイテムでしょう。
ミノキシジルは、もともとは1960年代にアップジョン社(現在のファイザー)が創製し、高血圧の経口薬として用いられていた成分です。
後に髪を育成し、脱毛症を回復させる効果が認められたため、現在では世界90ヶ国以上で薄毛治療として使用されています。
日本でも一般用医薬品として外用薬と内服薬が各社から販売されており、最も推奨度が高い発毛成分として知られています。
「抜け毛が増えてきた」「髪のボリュームが減ってきた」「髪が細くなってきた」
年齢とともに、そのような髪のお悩みをもつ女性の方が多く見られます。
この記事ではミノキシジルを配合している、女性のための発毛エッセンス「リアップリジェンヌ」をご紹介します。

商品名 口コミ 価格 ショップ
ミノキシジル配合「リアップジェンヌ」
医薬品
(Amazon調べ 2023.10.10)
4,796
(Amazon調べ 2023.10.10)

リアップリジェンヌ(第1類医薬品)とは

ミノキシジル配合「リアップジェンヌ」4,796
Amazon調べ(2023.10.10)

リアップリジェンヌは、女性の壮年性脱毛症における発毛、育毛、及び抜け毛の進行予防に効果・効能が認められた外用薬です。
発毛効果が認められているミノキシジルに加え、l−メントール、トコフェロール酢酸エステル、パントテニールエチルエーテルといった3つの有効成分を配合し、頭皮の状態を整え、髪を生み出す力をサポートします。
また、ヒアルロン酸Naを配合し、乾燥しがちな女性の頭皮にうるおいを与えます。

まずは6ヶ月使用すること

育毛剤、発毛剤の効果を実感するには約6ヶ月が必要とされています。
早い方であれば3ヶ月程度で実感できる人もいるようですが、新しく生えてきた髪の毛が生えてきたとしても伸びるまでは時間を要します。
そのため、まずは6ヶ月続けることが大切です。

壮年性脱毛症とは・・・

女性にも見られる、遺伝性の薄毛または脱毛症です。
ゆっくりと何年もかけて進行していくことが特徴です。
通常、髪は2年から6年程度をかけてしっかりとした太い毛に成長しますが、壮年性脱毛症の方では、その成長期が短くなってしまうため、細く短い毛になってしまいます。
30〜40代の方に多く見られますが、早い人では20代から発症することもあります。

リアップリジェンヌの使用方法

2日2回、朝晩に1mLを脱毛している頭皮に塗布してください。
スタイリング前、入浴後など頭皮が清潔な状態で使用するようにしてください。

注意

多量に使用、あるいは頻繁に使用しても効果はあがりません。
定められた用法・用量を厳守してください。
(決められた用量より多く使用した場合、副作用の発現する可能性が高くなります。)

ミノキシジルの効果・効能とは?

ミノキシジルは、大きく分けて以下の3つの効果があります。

強い発毛効果

壮年性脱毛症の毛包に直接作用して、細胞の増殖やタンパク質の合成を促す作用があります。これらの作用により、新しい毛髪を生まれやすくする効果があります。

強い育毛効果

頭皮への血流を促して毛母細胞に栄養をしっかり運べるようにすることで、抜けにくい太くしっかりとした髪が成長しやすくなる効果があります。

抜け毛の進行予防をする効果

「ヘアサイクル」とよばれる髪の成長周期を正常にする効果もあり、早い段階での抜け毛を防ぐ効果があります。

9割以上が改善する

ミノキシジルは、継続して使用することで9割以上の方に症状の改善がみられており、日本皮膚科学会のガイドラインでも、外用薬はA判定(男性・女性ともに強く勧める)が判定されています。
ただし、これらの作用は壮年性脱毛症に対しての効果はありますが、他の疾患が原因の脱毛には、十分な効果を感じられないこともあるので注意しましょう。

ミノキシジルの1%と5%の違い

日本国内で承認されているミノキシジル外用薬の最大濃度は5%です。
5%製剤は1%製剤よりも、総毛髪数および非軟毛数(太さ40マイクロメートル以上の毛髪)が有意に増えることが確認されています。医師による脱毛部位の改善度評価でも、使用24週後の「軽度改善」以上の割合は、5%製剤が91.7%(著明改善2.1%、中等度改善47.9%、軽度改善41.7%)という結果が出ています。
日本皮膚科学会の脱毛症診療ガイドラインによると、男性用ミノキシジル外用薬は5%、女性用は2%までの処方が一般的となっています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの副作用は、外用薬と内服薬によって症状が異なります。
ここではミノキシジルの外用薬の副作用についてご紹介します。

皮膚疾患

頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感

その他

頭痛、気が遠くなる、めまい、胸の痛み、心拍が速くなる、原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ、初期脱毛

副作用:まとめ

ミノキシジル外用薬は、内服薬に比べると副作用のリスクがいずれも数%ほどで、比較的少ないといわれています。
しかしミノキシジルには血管拡張作用がありますので、塗布した部位に赤みやかゆみがでることがあります。
また、日本では認可されていませんが、ミノキシジルは高血圧の治療薬と同じようなはたらきがあるため、既に高血圧の治療薬を使用している方は必ず医師に確認をしてください。
その他にも、一時的な抜け毛の増加(初期脱毛)など、身体への副作用が出るおそれがあります。
治療薬を使用して副作用が出た場合は、すぐに使用を中止し医師へご相談ください。

ミノキシジル配合発毛剤のQ&A

Q.効果が出るまでにどのくらいかかりますか?

ミノキシジル配合の発毛剤の効果が出るまでの目安は、使用開始からおよそ6ヶ月(効果を実感できるまでの期間には個人差があります)です。
効果を維持するためにも、継続して使用しましょう。

Q.どのような場合使用を中止したら良いですか?

6ヵ月間、用法・用量通り使用しても効果がみられない場合、また、使用後に皮膚疾患など身体に異常が見られる場合は使用を中止した方がいいでしょう。

Q.ウィッグやつけ毛は使用しても良いですか?

生乾きのまま、ウィッグやつけ毛をすると、頭皮が荒れる場合があるので。乾いてからの方がいいでしょう。

Q.男性用の5%は使用できますか?

クリニックの処方でも女性用は2%までとなっています。
男性用のミノキシジル配合の発毛剤は使用しないようにしましょう。

Q.すぐに乾かしていいのでしょうか?

塗布してから、時間をかけてゆっくり、浸透していきます。
乾かしてしまうと有効成分が気化してしまいますので、自然に乾くまでそのままにしておいた方がいいでしょう。

まとめ

ミノキシジルは日本で唯一、発毛の効果が認められている成分として薄毛治療薬に使われています。
その中でリアップリジェンヌは、ミノキシジルを配合している女性のための薄毛治療薬です。
効果が出るまでに数ヶ月かかるといわれていますが、根気強く治療を続け、健康で美しい髪を育ててみませんか。